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絞って絞って客層も絞る

その市場において、圧倒的なシェア1位以外は、大手企業が行うような戦略でビジネスを進めていたら、ジリ貧になるということはよく言われます。では、どうすればいいのでしょうか?まずは、「商品」や「地域」を絞り込んで、市場を狭くすることです。そしてその中で1位を目指すことでしょう。圧倒的1位になったなら、少し範囲を広げたり、深堀したり。

インターネットを使った戦略も同じです。エリアにおいては通販など多少考え方は違いますが、基本は絞ることです。これは、「客層」に関しても同様です。客層も、絞り込めば絞り込むほど成功確率は高くなります。

僕自身のことですが、1997年に、シーカヤックだけの専門店をネットに開店して、しかも、初心者だけを対象にしてサイト作りをしました。正直バイト君とともに、片手間でやっていたのですが、自分たちもシーカヤックに関しては初心者だったため、メーカーの人に疑問点を質問してはそれをそのままサイトに反映するという毎日。大型重量級の製品なのに、当時としては非常識な「送料無料」にしたこともあって、オープンして最初の夏は月に300万円ほど売れました。単価が高いこともあって、粗利の中で十分送料など吸収できたわけです。

今にして思えば、まだシーカヤック専門店などなかった時代で、競合がほぼゼロだったことと、初心者向けに絞ったことが成功要因でした。

が、その後、僕が職を変えたのと、仕入れ先が廃業したので残念ながらそのショップも閉店したのですが・・・。

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