ウェブとかあれこれ

« 大連滞在所感 Web2.0はパラダイムシフト »

GmailからFlickr、You Tubeまで。

以前、学生たちが思った以上にネットから遠い存在のような気がする旨を書いたが、先日、島根の専門学校の集中講義で、1日半でどこまでできるか的に様々なネットサービスを利用して情報発信をする内容の授業を行った。正直、回線スピードの問題や、Mac OS9という環境にも苦労したのだが、想像以上のスピードで課題を克服していく様は、まるでスタンプラリーかロールプレイングゲームをやっているかのよう。終わったあとの疲労感はかなりのものだったけど、満足感が漂った。

簡単にネットを取り巻く現状を講義した後、パソコン演習室に場を移して、チーム分け。プロジェクトマネジメント要素は求めないまでも、チームワークを発揮して難題に向かってもらう。実際、スタートして問題噴出したのだけど、基本的に解決策を僕が提示することはせず、Google検索などで解決してもらう。見てるとWikipediaなんかも有効に使って、よくわからないことも調べて進めていた。検索時代の学校講義の目的とは何であるか、その一端を見たような印象だ。

まずは、Gmailのアカウントを取得してもらう。今後、様々なサービスを利用して情報発信していくに際し、基本的なIDはメールアカウント。Gmailのようなアカウントは大活躍。一昔前のフリーメールは怪しい香りがしたものだけど、Gmailだとおしゃれっぽいのは僕がGoogleフリークだからかな。いや、実際使いやすいですし・・・。続いて、チームで企画したblogの作成。ライブドアでもココログでもなんでもいいんだけど、OS9でのブラウザ制約で、NN7を利用するも、親和性が低いサービス多くて苦労しまくり。フォームがきちんと表示できなかったり。OSXに乗り換えろってことなんですかね。

blogではデザインチェンジや他のチームのblogにトラバ打ったり。続いて、Gofield主催のSNS、Patioに登録して、自分のblogとシンクロさせる。次にはてなのアカウント取得して、各種サービス実践し、SBSの世界なども経験。他のチームのblogなども「はてぶ」登録して、そのRSSをRSSリーダで取得してみたり。

この辺で差がついてきた。早いチームは、携帯で撮影した写真をFlickrに登録し、そのページデータを自分のblogにエンベッド、貼り付け。最終は、またまた携帯撮影した映像をYouTubeに登録、続いてblogにエンベッド!ついでにPatioにもエンベッド。ふぅー。

最後まで到達したのは1チームだけだったけど、大半のチームがかなりのサービス利用、情報発信に成功した。取得した各サービスのアカウント数も6つ以上になり、各自ノートでパスワード管理するも混乱気味。その混乱が今のネットの混沌なのかもね。そうして次に、LifeHacksをやってみるか!という流れなのか。もう古いか。そしてその中心にいるのは検索なれど、確実に、フォークソノミー概念も僕らは身に着けている。

そんな二日間でした。

sde.jpg

▲ページのトップへ