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大連滞在所感

僕の今のパスポートは、まだ前職で外資系営業マン時代に取ったものだったので、米国の入国の印がぺたぺた押してある。といっても、英語もできない僕が何度も仕事で行ったわけじゃなくて、ほとんどがご褒美旅行。Gofield設立後も、N.Y.や西海岸に遊びか仕事かわからないような出かけ方で何度か渡米。

で、その後は一昨年から中国に来ることが増えてるわけだが、今回で10回目。3ヶ月に一回は来ている計算。上海が3回で、大連が7回。観光らしい観光は上海に始めて行った時ぐらいかな。最近は日本に居るときより仕事してる気がする。人にもたくさん会ってるし。

大連の特徴は散々伝道者よろしく喋り倒しているのでお聞き及びと思うけど、中国の都市の中でも極端に日本をターゲットにして産業を形成しているところ。その中でのソフトウェア開発に関しては、完全に日本向け。日本語の優秀な人材も多いし、何より、日本滞在経験者、日本企業で働いた経験者、日本人で大連在住の人など、即戦力も充実している。もちろん、採用と教育が難しいのはどこも一緒だから、苦労はあるのだけど。

なまじっか顔が似てるし、日本語が多少わかるので、なんとなく日本式のコミュニケーションをとってそれでよし、と仕事を進めてしまうこともあるけど、それが失敗の原因。異文化は異文化とわりきって、仕組みを構築していかないと痛い目にあう。また、中国の習慣も前向きに理解して、勉強し、お互いに尊敬しあって進めないとこれまた成功しない

手始めに、先ほどまで、中国側スタッフの幹部たちと会話を充分した後、リーダークラスのスタッフとじっくり問題点や改善策を話し合った。1時間ぐらいだったけど、なんともお互い、いい雰囲気で会を終えることできた。すぐ実行できるアイデアもたくさん出て有意義な時間。やっぱり会話だな。会話。

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