放浪コラム

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パッシブな視聴を避ける

僕の周囲では、マスコミ媒体を見ない人が本当に増えてきたように感じます。車での移動時は勉強のCDを聴き、ニュースソースは新聞ではなくネット上、雑誌は買わない、テレビはDVD閲覧専用。

僕の場合はそこまで完全ではないのですが、概ねこの方向になりつつあります。ラジオ自体、中高生で聴く人が減っていることもあり、新規のユーザーが大幅に減っているのでしょうが、僕のように中高生時代に聴き込んで、大人になっても主にFMで音楽情報を仕入れていた人間でも、最近は面白くないと感じることが増え、また音楽も多様性が進んだ中では聴いても耳に残らず、ラジオを聴く頻度ががた落ちでした。加えて、移動時間を勉強時間と位置づけて有効活用を始めたので、益々ラジオは遠のいています。

新聞は読み込んではいませんが、毎朝、ざっと目は通しています。コラムっぽい記事は読むようにしていますが、それさえ、携帯でも事足りるので、さて、新聞はどっちかというと僕の中では、「購読しているから読む」という後ろ向きであることは間違いありません。ニュースソースは僕の場合は圧倒的に携帯が多いです。NHKの携帯サイトのニュースと朝日新聞の携帯サイトのニュースでだいたいOKじゃないかと思ってしまえるほど。もちろん、新聞という媒体は見出しの大きさや面積などのレイアウトで記事の重要性を主張してくれているので、それはそれで大事なのですが、最近はルポ的記事も減って、もうひとつ新聞社の声が届かず、面白さに欠けまくりなイメージです。それでも活字中毒なので、うどん屋さんというような短時間飲食でもついつい新聞を手に取ってしまいます。

雑誌に関しては、週に10冊以上買ってた僕も大いに減っています。電車での移動が減ったこともありますが、メディアとしての中途半端加減に魅力が薄れています。旬なネタならインターネットだし、分析、解析の読み込ませるものなら本を買ったほうがいいし。面白そうだなという特集が組まれているときだけ買うようになりました。

で、テレビですが、これはもう僕の中では激減です。時間帯によってはニュースも見たりしますが、少なくともだらだらとチャンネルをいじって見続けることはなくなりました。子どもが小さくてテレビがつきっぱなしはよくないということもありますが、僕自身見たくないのです。時間の無駄だと本当に感じます。それでも、事前に面白そうなNHKスペシャルなどの情報が入れば録画しておいて後で見ます。と言ってもオリンピックなどの情報はだらだら見ちゃいますけどね。

いずれにせよ、基本として、受身になってだらだら読んだり、見たり、聴いたりしないことが大事だと感じます。エンタメとして楽しさ、面白さはあるでしょう。読みたい、見たい、聴きたい時はアクティブに読んで、見て、聴けばいいと思います。パラパラめくってから買う、録画してから見る、その時間だけ聴く、などなど。少なくともパッシブに視聴してしまうことは避けたいものです。

もちろん、時間が余っている人はパッシブな視聴もいいと思いますよ。「勉強する時間がない」「運動する時間がない」「毎日残業ばっかり」と嘆いている人は少なくともパッシブな視聴は避けましょう。

強力なセクレタリチーム

僕が最初に入った会社では、営業部の庶務さんと言えば、いつもお茶をのみながらしゃべりまくってる印象でした。暑い中、寒い中、営業の僕がオフィスに戻ってきて何か仕事を依頼しようとすると露骨に面倒くさそうな顔をするのです。当時は、ワープロも課で一個とか、見積書も手書きとか、庶務さんに頼らなければ書類作成がままならなかったので、我慢するしかなかったのですが。

転職した外資系では事情が違いました。営業1名から2名に対して、1名のセクレタリがつき、相棒と呼べるほど二人三脚で業務をこなしていくのです。内勤のセクレタリが、大半の業務を外に出ている営業に代わってこなしてくれて、お客様対応、見積書の提出、その他ルーチンワークを手際よく処理してくれます。おかげで、僕はほとんどオフィスに居ないまま、事務処理も滞ることなく、それなりの営業成績をあげることができました。

今の僕たちの会社では、メンバー、25名に対して、セクレタリが5名在籍しています。営業的な業務を行うアカウントマネージャが5名ですから、多い配分です。アカウントマネージャ2名に対して1名という状態です。個々のセクレタリは、営業支援担当、経理担当、総務担当、マーケティング担当などと会社全体におけるミッションもあるのですが、内勤という状況を活かして、会社の強力な推進エンジンとなっています。

このセクレタリ陣は、かなりの総合的なバランスが取れていて、さらに頭の回転が速く、ビジネスマナーもしっかりと叩き込まれていて、何事にも柔軟に、かつ向上心が高くないと勤まりません。アカウントマネージャ陣や僕がお客様の満足度向上や新しい仕組みづくりに没頭できるのも、強力なセクレタリ陣が滞りなく業務を進めてくれているからです。最近では、プロジェクト型の業務もどんどんセクレタリ陣との共同作業で進めています。
セクレタリ陣の業務もマニュアル化していくことは可能で、進めてはいるのですが、どうしても本人たちの資質に依存する部分が多いです。そういう意味で現在のメンバーはかなり強力です。

僕たちの場合、積み上げてきたノウハウと、それを運用するセクレタリというこの二つが、「会社である」と言っても過言ではありません。向上心にあふれた、全体を見渡せ、スピード感のあるセクレタリグループ。これが僕たちの企業文化の重要な一端です。

僕たちと最近名刺交換したことある方は知ってると思いますが、メンバーの名刺には、セクレタリ名が併記しています。これは、留守がちなメンバーに対しても円滑に連絡が取れるようにしているお客様向けの側面もありますが、一番は、誇りを持ってセクレタリのみんなが活躍して欲しいという想いもこめています。

体力を増強する(3)

僕はもともと持久力がないというか、弱いです。50m走など短距離はクラスでも学年でも中学3年までトップでしたし、同じく瞬発力を必要とするものは走り幅跳びにしても垂直ジャンプにしてもだいたい一番。ただ、肩が弱く、遠投系、そして持久力系は弱かったです。それでも1,500m走ぐらいはなんとか無理すれば走れたのですが、基本的に駄目。

部活は瞬発力系の柔道。練習においては「かかり稽古」など、嫌でも持久力が強化される練習もあったのですが、どっちかというと、ここ一番の一本勝ち狙いの僕は持久力よりも、技の切れを磨くのに熱心でした。

大学に入って登山にのめりこんでからは、自分の持久力の無さを痛感することになります。ただ、山は体力だけで登るものではなく、ペースをコントロールしながら、体と対話しつつ頭で登るもの。時間がかかりそうなら、もっと早く移動開始すればいいし、無理そうなら手前の小屋で泊まればよいわけです。山は逃げません。

ましてや、グループで登る場合は、これはもう、体力云々ではなく、プロジェクトマネジメントの世界。参加者が、無事に、楽しく、登って帰るというプロジェクト。各人のスキルや体調を考え、環境条件を頭に入れ、ペース配分しつつ、プロジェクトを進めます。ただ、僕も若かったし、プロジェクトマネジメントのなんたるかもわかっていなかった20代は無謀な登山も多く、遭難しなくてよかったなというぐらい失敗登山が多かったです。それゆえ、単独登山が好きでした。今ならもっと上手にグループでも登れるだろうなぁ。

さて、そんな元々持久力に自信が無い僕で、もう一生持久力がアップすることはないだろうと昨年の秋までは考えていたのですが、習慣とは恐ろしい。週に 3,4回のペースで、そんなに距離走っていないというのに、着実に持久力がアップしていると感じます。走るための筋肉が強化されていることもあるので、一概には言えませんが、5kmほどをノンストップで息も切れずに走るなんて事はほんと考えられなかったのです。

こういう経験は大いに自信につながります。多少仕事のストレスがあったって、「僕は大丈夫」と思えるエネルギーになります。そして体力の増強は、集中力のアップにつながります。疲れが少なくなることと、走って気分転換ができることでストレス耐性も確実にアップしているようです。

繰り返しになりますが、「習慣」にすることが最も重要です。これが最強です。そして、一緒にその習慣を楽しむ仲間を見つけましょう。僕の場合は、走る仲間が全国にたくさんいて、みんながSNSなどを通じて繋がっています。これは習慣が崩れそうな時などありがたい存在です。

何歳からでも、何十キロの体重からでも遅くはないと思います。ぜひ何かにチャレンジしてみてください。

体力を増強する(2)

ダイエットは比較的簡単に成功(8kg減量)、ジョギングを開始してすぐに膝を痛めたことは前回書きましたが、そこからどうやって毎日ジョギング大丈夫な脚になったか参考のために追記しておきます。

11月の半ばまでの2ヶ月で8kgの減量に成功し、足腰への無駄な負担が減ったところでジョギング開始しました。ところが、筋肉量も減っていたのか、すぐに膝が痛くなって、その後も悪化の一途。ただ、昔体力に自信があったばっかりに、これは運動のブランクが開いたためだろうと勝手に判断して、益々走りました。走り始めて一ヵ月後にアップダウンのある5kgのレースにエントリーしていたので、意識して坂道なども走りました。

案の定、最初のレースデビューは散々な結果に・・・。普通に歩くのより遅いペースでゴール。惨めさと悔しさで何とも言えない気持ち。なんとしても今度は走れる体を作らなければという意識を強くしました。

本屋に直行して、「膝の痛み」というタイトルの本を買い、膝が痛くなった人がどうやって回復するのかを詳しく調べました。


当面、できるだけ毎日ウォーキングを実施しました。痛くならない範囲で距離も伸ばしていきました。坂道ははずして、ひたすら平地で。そのうち痛さはなくなったのですが、走れそうでもがまんしてウォーキングに徹しました。あわせて関節痛をやわらげる、コンドロイチンの錠剤を思い出した時だけ飲みました。コンドロイチンはけっこう高いので、使い時が肝心です。

で、一番大事だったなと思うのが、筋トレとストレッチ。膝周辺のストレッチをかなりやりました。毎朝ウォーキング前に寝転んで5分、座って5分、立って5 分。他にもイチローみたいに隙間時間はほとんどしました。筋トレは毎晩。膝に負担がかからないように椅子に座って片足ずつ10秒ずつ20セット。途中から 1kgのウェイトをつけました。

以上のことを一ヶ月続けたことで、膝周囲がやわらかく、かつ筋肉量も増えて来たようです。2月からは毎月100km近く走っていますが、膝などに痛みはありません。それよりも、心肺機能がまだまだトレーニング足りないなと思う日々です。

体力を増強する(1)

僕は身長が172cm、だいたい理想体重は64kg~65kg。現在38歳で64.5kgだから理想どおりというところでしょうか。体脂肪は安い体脂肪計しか使ってないため測る時間帯で波がありすぎてよくわからないのですけど、17%程度です。昨年の9月に、体重72kg、体脂肪23%でしたのでかなり改善したものです。

体重自体は二ヶ月程度で、例のレコーディングダイエットで落とすことができて、11月後半からジョギングを開始。すぐに膝を痛めてしまい、反省。 1月からは無理をせず、ひたすらウォーキングと筋トレ、ストレッチを日々黙々とこなして、2月からはジョギング再開。現在に至っています。レースは二ヶ月に一回の割合。

この間、以前ほどではないにしてもけっこう食欲旺盛で食事制限も特にしていません。昼のうどんは平均2.5玉で、天ぷら類も平均一個は摂取。ただ、食べ過ぎたなと思ったときは夜は鍋料理で野菜中心にするとか、数日単位ではバランス考えながら。麦酒、泡盛の量がかなり増えてしまっているのが問題です。他、体質変化したのか、お菓子の類はまったく食べたいと思わない状態です。

下半身中心に筋肉量は増えているようです。加えて、心肺機能も改善してきているはずです。この冬は家族を何度か風邪が襲いましたが、僕自身はなんともなく過ぎました。花粉症も緩和気味です。

今後は、さらに走りこみを継続して、ゆっくり長い距離を踏破、走破できるようになって、自分の脚で身近な自然を満喫したいなと考えています。

朝からスピードアップ

僕もまだまだルーチンワークを抱えています。いかにスピードを上げるかという意味もあって、自分の目標に対して因数分解した課題の中からルーチン化した方がよいことを書き出し、マニュアルを加え、いつの時間帯にすべきか決めています。大半は日次処理が多いのですが、それを全て朝に持ってきています。

・ストレッチ
・筋トレ
・ジョギング
・社内SNSチェック
・新聞チェック
・個人ブログ投稿
・失格社長ブログ投稿
・SNS巡回(4つ)
・RSS巡回
・メール処理
・メールで、見込み客へのアプローチ
・独自の新規顧客候補リスト作成
・早朝会議の内容精査


他にもあるのですが、こういった内容を朝の8時過ぎまでに終わらせることが理想です。メールの返事など時間がかかることもあるのですが、基本は先送りせず、朝の時間帯で終わらせます。

今は、5時に起きて、家族との朝食や、家事分担の時間も確保しながら進めているのですが、正直、ちょっと時間が足りません。家を出る時間が7時半過ぎなのですが、ここを早めることが重要です。

5時 起床、ストレッチ、筋トレ、ジョギング、シャワー、新聞
6時 社内SNS、SNS巡回、食事、家事
7時 出社、個人ブログ投稿、失格社長ブログ投稿、メール処理、マーケティング
8時 早朝会議の内容精査

これでなんとかなりそうです。5時台の過ごし方にちょっと甘さがあったようです。

社内英会話教室

先輩経営者の方々に話を聞くと、順調に組織として動いている会社の経営者の方は、「教育」の重要性を強調されます。中には会社の費用で大学へ通ってもらっているような例も。僕たちの場合、そこまでの体力はまだないのですが、教育の重要性は痛感しているので、特に最近は「最初から決まっている勉強時間」として、ある程度教育の時間を確保しています。このあたりの進め方はまた別項で。

業務教育や、スキル教育、勉強会とは別に、毎週水曜日は、昼の12時半~13時半まで英会話教室を開催してます。講師できてくれているのは、エポック英会話教室のHojin先生。


手品の名人でとてもフレンドリーで楽しいレッスンです。休憩時間を30分と、就業時間内30分を利用しての英会話教室。目的の第一はもちろん英会話力の向上を個人としても会社としても目指しているわけですが、さらに目的がいくつかあります。

・普段会話することの少ないメンバー同士で会話を楽しむ
・控えめな性格が多い中、勇気を出す習慣を身につける
・勉強をしなきゃ・・というきっかけづくり
・30分仕事時間が短くなることをあらかじめ頭に入れての段取り力の向上

などなど。僕もお客様絡みの予定が入ってない限りは、「Keiji」として参加しております。新人の特に女性メンバーとは僕も普段会話することがどうしても少なくなってしまっているのですが、英会話教室では、「笑顔」で、ファーストネームで呼び合って会話をします。実際、この機会は貴重です。

そういう意味では、英会話である必要はなく、会社の実状に合わせた業務系以外の勉強タイムを実行すればいいでしょう。料理教室などいいかもしれませんよ。

英会話の上達はというと・・・僕の場合は怪しいのですが、これがきっかけでジョギングの時などに、英会話のポッドキャストなど聞くようになりました。上達までの道は険しいですけど!

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