ロングテール(Wikipedia)

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10/312005

ロングテールな時代へ

四国の荒っぽいダートをオフロードバイクで走ることに燃えていたのは1990年の夏。四国の深い山々を丹念に登っていたのは1996年の夏。川の音。鳥の声。木々の真っ暗なトンネルを抜けたときのまぶしい日差し。独特の風の流れ。思い出すだけで高揚する。

「あなたの町の、村の郵便局はなくなりません!」

というスローガンで、「改革をとめない」政党が勝利した。負けた側の比較的大きな政党も「民営化」というラインは同じ。「民営化」した会社に対して。はたしてどこまで政治が介入できるのだろう。あの山の中の、あの谷間のあの郵便局は残らないだろうなぁ・・・。思い浮かぶ郵便局がいくつかある。長距離ライダーにとっても、現金を作ることができる場所。

合併が進んでいる。僕の住んでいる高松市も、先日、塩江町と合併した。対等ではなく、吸収。現在は、旧塩江町役場が支所となって、まだまだ大勢の職員さんが働いている。僕の住んでいる地域は僕が生まれる前は「山田町」だった。合併になって、塩江町が加わるまでは高松の最南端。人口は塩江の数倍だけど、支所はちっぽけだ。行政にお金が無い時代。といって効率だけで中央に集中させていいのかな。

今の選挙は多数決。実際は接戦でもどちらかが「世論」となる。接戦にも加われない小さな一票。都会の多数の人の意見が行く末を決める社会。弱い人の声が届かない社会は幸せなのだろうか?勝った側、勝とうとする側には、なんとか弱い人の意見を取り入れる仕組みを検討してもらいたい。「弱い人」を棄てていく「政策」は選挙向き。棄てた人がいなくなったら、次に棄てられるのは誰だろう。

人口減少時代の地方の生き方はどうすればいいのか?

ウェブの世界で概念的に語られている「Web2.0」。静的なHTMLが「Web1.0」。これに動的な仕組みを加えたものが「Web1.5」。そして、コンポーネント化された「サービス」や「コンテンツ」や「データ」、「プログラム」、そして「加わっている人々」がネット上で、組み合わさって展開されるのが「Web2.0」。サービスを受ける側も、プログラマーも、実は「Web2.0」というわけのわからない概念を求めてはいない。起業家、経営者が騒いでいるにすぎない。僕も自分を分析してそうかなと思っていたが、「Web2.0」の要素をいろいろ考えていると、概念の心地よさは違うところにありそうだ。

・技術ではなく、「姿勢」
・ユーザ参加
・永久にβ版
・ユーザの行動が全ての基点
・ユーザを信頼する

森作りの活動にも通じる要素群。集権ではなく、分権。ひとりひとりにまで落とし込む信頼。この国が進みつつある流れと逆行のネットの世界。実は一部の権力が利をむさぼっているのかもしれないが。

僕は「Web2.0」の要素のいくつかに、自分に近い部分の生活を彩るためのヒントがあるように思える。ネットの時代は、以前なら声をあげることができなかった人たちに発言の機会を作っている。僕自身も含めて。ネット出現以前なら、マス媒体にのらなかった声。

せめて、狭い香川、狭い四国の隅々の声が届く仕組み。ネットビジネスの成功はますます、ロングテール。僕らのリアルな生き方もロングテールでどうだろう。ドングリランドは一度、棄てられた土地。昨日はそこに3,000人を超える笑顔があった。

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