05/172017

海ごみ拾いするときも、できるだけプラごみを出さない

20170518a.JPG

皆さんご存知のように、僕は月に2,3回はビーチクリーンアップ系のイベントを主催したり参加したりしていて、それ以外にひとりや子供たちとふらーっとお宝探しがてらクリーンアップをしてます。

特にイベント時に気になっていたのが、拾うときのごみ袋の問題。だいたい開催場所の自治体に事前に相談に行き、集めたごみの回収依頼とともに、自治体指定のボランティア用ごみ袋をいただくことが多いです。で、いただいたごみ袋を最初に参加者に渡すんですが、人数分渡しちゃうと、漂着ごみが少なかったりしたら45リットルごみ袋に5リットルしか入ってないごみ袋とかを最後に一緒にしたりして、結局使っちゃった空のごみ袋が10枚ぐらい出ちゃった・・・。なんてことがよく起こります。人数や漂着ごみの量にあわせて最適な数を配ればいいんですが、参加者の拾うスピードや天候などによって左右されたり、「小さなお子さんはおとうさんの袋に入れてねぇー」って言っても自分で袋持ちたい子供もいるわけでなかなか難しい。そもそも発生抑制の啓発も兼ねた活動なのに、新しくプラスティックごみを出すことの後ろめたさが嫌でした。

欧米のビーチクリーンアップの様子をネットで見てたら、40リットル前後の防水のランドリーボックスのようなものを持って活動しているのがいくつかあったので、僕も試してみることにしました。欧米の場合、浜辺にトラックやコンテナが待っていて、直接集めたごみをばんばん積載していけたりするのかもしれませんから同じようにはいきませんが、そのあたりの使い勝手検証します。

20170518d.JPG

防水で丈夫で使い捨てじゃなきゃなんでもいいんですが、パッと見おしゃれなのがいいのと、携帯性が優れてるのがいいなぁと思ったので、2,000円以上しますが、今回はHIGHTIDEのTARP BAGにしました。折りたためばシステム手帳ぐらいのサイズになります。

HIGHTIDE TARP BAG

20170518b.JPG

結論から言うとすごくいいです。重さ自体は気にならないのに厚手なので、大きな開口部が勝手に閉じることがありません。なので、がんがん拾えます。僕は35リットルのタイプを用意したんですが、満タンになった場合は、よくある45リットルのごみ袋を開口部に被せて逆さまにしてドサーッと移動できます。かなり効率よく拾えました。ひとつ課題は、小さなバッグを引っ掛けるなどして、お宝用のバッグを中に装着できるといいかなぁと考えてます。漂着ごみ拾いは、漂着お宝を拾う時間でもありますからね!

20170518c.JPG

小学1年生のシホちゃんに持ってもらいましたんでよくわかると思いますが、子供たちにはちょっと大きいので、小さい16リットルぐらいを用意してあげるといいですね。

これからはぜひ「マイテンポラリーバッグ」を持参してビーチクリーンアップはいかがですか?もちろん、ペットボトルではなく、マイボトルもお忘れなく!

NEW ENTRY

keyboard_arrow_up

ホームコラム › 海ごみ拾いするときも、できるだけプラごみを出さない