05/232008

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる

なんだか、梅田さんと勝間さんの本ばっかり紹介している気がしますが、まぁ、そのとおりです。他にも週に3冊ぐらいのペースで読んでるんですが、グッとくるのはこのお二人ですね。ウェブ時代の生き方を示唆してくれる梅田さんと、バランスよく成功するための生き方を提示してくれる勝間さんという二人のロールモデル候補に、本やネットを通して触れ続けることができる幸せを感じます。福沢諭吉が生きていた時代とは比較できないコストダウン。間違いないと思えるのは、梅田さんは僕にとって何人かのロールモデルの一人です。その影響もあってもっと引きこもろうかと画策するほど。

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))
齋藤孝 梅田望夫
筑摩書房
売り上げランキング: 132
おすすめ度の平均: 5.0
5 違いがあればこそ
5 見かけとは違って熱かった!
4 そこから何を学ぶのか。
5 クールなイメージのお二人による、明日の日本を変えるホットなメッセージ。ぜひ一読を。

連発された書籍も、今回の齋藤さんとの対談でいったん終了とのこと。齋藤さんにも僕はかなり影響されていまして、大学や専門学校での講義スタイルはかなり齋藤メソッドを活用しています。終わると汗びっしょり。自分自身がものすごく興奮して終わるのですが、今回同じことが書かれていて、齋藤メソッドのスタイルだけでなく、ハートの部分もちゃんと僕は理解していたのだなと安心しました(笑)。

やらないことを決める

今回の「私塾のすすめ」でも随所で「折り目」をつけて読み込み、ぜひ記憶定着させたいな、会社の若いメンバーにも話したい、読ませたいと思ったわけですが、一個取り上げると、「やらないことを決める」という部分です。その重要性は理解しているつもりで、昨年あたりからあらゆる面で決断していったはずなんですが、まだまだ甘いんではないかと考えさせられました。数年前までは、

「個人の活動エネルギーは多い人と少ない人で恐ろしく違う。さらにネットのリテラシーが加われば何倍にも増幅できる。それが俺だ。」

みたいに思い上がっていたわけです。実際、そういう面はあるのですが、それでも有限だということに気づくのにかなり時間がかかりました。しかも好きなことなら踏ん張るのですが、好きでもないことにはまったくエネルギーが枯渇していることにも気がつきました。ずいぶん遠回りでした。

Gofieldはもちろん会社なわけですが、そこに集うメンバーは、志向性が似通っている仲間であってほしいと勝手に願っています。「志向性の共同体」としてのGofieldでありたいのです。その拡がりは会社の中にとどまらず、ネットを通じて、拡散してほしいです。教え、教えあい、学び、学びあう、そして議論する。そのためには、どんな仕事の内容にすればいいのか、どんなインフラを整えればいいのか、どんなシステムが必要なのか。思考する日々が続きそうです。

終わりのほうで梅田さんが、47都道府県を巡る、「ウェブの細道」構想を書かれていました。なんとしてもお願いです。香川県の場合は、

「私のところにどうぞ」

香川県、一番小さい県のくせに、まいったな!!と言わせます。


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昨夜の就寝時間 00:00 今朝の起床時間 06:00

今日食べたもの、飲んだもの
  朝 トースト、サラダ、ソーセージ 400kcal程度


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