05/302008

走りながら農業を考える

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一昨日、昨日と関係各方面へ決算の状況の報告に出向いた。昨年度は僕が上半期不在だったことや新規事業の立ち上げなどが重なったことで胸を張れる数字ではなかったのだが、その後の改革と今年度スタート時の状況をお話し、皆さんから温かい応援をいただいた。ありがとうございます。会社としてのミッション、個人としてのミッションを常に忘れず、まい進していく所存です。

株式会社ゴーフィールド 企業理念

昨夜は21時ごろに家に帰り、子どもたちを寝かせた後、泡盛飲みつつ本を読んでいたんだけど、いつの間にか爆睡。かみさんが電灯を消してくれたようで、真っ暗。夜中の1時半に目覚めて、それからはメール処理したり、本読んだり、ネットサーフィンしたりで、気がつけば4時半。仮眠を取るもジョギングタイムには起きられず・・・。


今朝は休んだけど、田畑の広がる風景の中をジョギングしていると、僕の住んでいるところの周辺の農業事情がよくわかる。僕が子どもの頃は、坂の多い小さい田圃が多かったのだけど、この10年の間に谷を埋めて「土地改良」が行われて、ある程度の大きさの田圃に規格が進められた。真っ直ぐな用水と殺風景な農業道路。おかげでジョギングには走りやすいコースだけど、子どもは遊びにくい場所になっちゃったなぁ。

「改良」したはずなのに、農作を放棄されてしまった田圃も目立つ。「冬の間だけかな?」と思っていたら、田起こし、代かきの時期が来ても人の気配がない。草刈をする人もいなくなったんだろうか。この冬に感じたのは、麦の作付けの激減。政府の助成金がなくなったので、麦を作る家が大幅に減ったのだ。農機具はなかなかに高価で、稲作だけで賄うには難しい。麦と二毛作をすることでなんとかなっていたのが、麦を作れば赤字となると、もうプライドだけで稲作を続ける家も多いだろう。今の時期は僕の好きな麦秋。初夏の季語として日本人が親しんできた風景。来年はもっと減りそうだ。

地球温暖化が食料である穀物を転化したバイオエタノールで解決するとは思えない。仮に方向性は良しとしても、その不安感が投機マネーを呼び込んで食料危機に至っては意味がないと思う。ただ、国際的に小麦や米、飼料向けの穀物などいろんなものが高くなってきて、食料自給率の問題がクローズアップされているのは、議論のきっかけとしては悪くない。日本にある豊富な水と、豊かな土地、そして先祖から受け継いできた土と共に生きる知恵を総動員すれば、僕たちにはまだまだやれることはたくさんあると思うのだ。

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昨夜の就寝時間 22:00 今朝の起床時間 06:30 (途中3時間起き)

今日食べたもの、飲んだもの
  朝 ごはん、たくあんのたいたやつ、サラダ 300kca程度l

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