09/082008

四国のてっぺん酸欠マラソン、無事完走!

高知県のいの町でおこなわれた、「四国のてっぺん酸欠マラソン」に参加してきました。土曜日の昼前に参加するメンバーのうち、Tさん、Kさんと高松を出発して、新寒風山トンネル経由で瓶ヶ森林道へ。濃霧の中、夕方にレースの会場へ。山荘しらさは、おしゃれな山小屋風ロッジで、ぜひ一度宿泊したいなと言う印象。瓶ヶ森まですぐのロケーション。豪雨の中、美味しい珈琲をいただいて、宿泊所の国民宿舎石鎚へ。もう古い建物なので、決してきれいではないですが、フレンドリーでレース前泊場所にはいい感じです。Iさんも到着して、おっさんばっかりで、宴会、雑魚寝。楽しい夜が更けていきます。

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レース前の興奮からか、4時過ぎには目が覚めてしまい、5時過ぎにはごぞごぞ開始。心配していた天気はどうやら大丈夫な様子。山の天気はわかりませんけどね。朝の散歩でしゃきっとさせ、朝食は昼の分まで食べようとお代わり。深夜移動してきたNさんも加わって、いよいよレース会場へバスで移動。受付済ませ、しばしストレッチや、アップなど。

11時にいよいよ21kmの部の開始。高速レースと言うよりは、山岳のスタミナレースなのでゆっくりスタート。僕は最初の最大勾配7.9%、標高差250m以上を一気に駆け上がる4kmは、捨てる覚悟でのぞんで、とにかく体力温存策に出ました。半分ぐらい歩きを混ぜて、9分/kmでもいいんだと言い聞かせてゆっくりゆっくり。実際、4km地点では35分でしたから、早歩きペース。それでもひとつ山を登ったぐらいなんで、そこそこ息は切れます。

ここから下り。計画では6分/kmで行きたいので、ギアチェンジして激走!7kmぐらいまでは5分/kmぐらいで。そこからまた上りになって、けっこう苦しみましたが、ラストの下りもスピードあげて、なんとか前半は目標の1時間15分を切って、1時間13分。しかし、貯金が2分しかなく、目標タイムの2時間半がかなり難しい・・・。周囲は熊笹が広がる素晴らしい絶景なんだけど、しばらくは苦しい展開です。

後半はとにかく下りは思いっきり飛ばして時間稼いで、のぼりは無理せず早歩きで。最後の4kmの下りは死ぬ気で走れば5分/kmで行けるので、8分/kmでも大丈夫と思って、1kmずつ刻んでいきます。すると、なんだか力が出てきて、ひとり、ひとりと上りでも抜くことができ始めました。スタミナも脚の調子も悪くないので、徐々にスピードをあげて行って、なんとか上りきり、あとは下りのラスト4km。

ここからはひとりにも抜かれないようにしよう、ひとりでも抜いてやろうと、またまたギアチェンジ。引力に任せて、足の回転数上げてぶっ飛ばしました。が、前にも後ろにも人がいなくなって、山道を孤独な下り・・・。なんだか寂しい。それでも3km、2km、1kmとゴールが迫ってくると、もうちょっとスピードあげよう!という気になってきます。最後はもうひと踏ん張りラストスパートして、フィニッシュ。2時間23分40秒でした。先にゴールしていたみんなも喜んでくれて感動でした。楽しいレースを開催してくれた「いの町」の皆さんにも感謝です。ありがとうございました。なんとも素晴らしい時間を楽しめました。

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正式なハーフタイムレースではないので参考にしかならないのですが、前回の小豆島のオリーブマラソンのハーフに比べてもタイムが速くなっていました。山岳レースという過酷さを考えると、体力面、戦術面でもこの半年で進歩があったんだと自信が持てます。一年前は5kmのレースも完走が危うかったことを考えると、習慣と仲間、家族の支えは強いなと感じます。

次は、小豆島のタートルマラソンが11月30日。それまで気を緩めず、日々トレーニングです。北京は欠場しましたが、野口選手の「走った距離は裏切らない」を座右の銘にまた明後日ぐらいから走ろうと考えています。


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