02/152013

月次レポートを手元において、新たな戦略、環境整備策を練る。

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何度かご紹介していますが、株式会社ゴーフィールドでは月末に締めた後、月初の到着分も含め、10日ぐらいを目指して月次試算の速報値を作ります。これは取締役でまず共有し、各事業部の計画に活かします。次に15日を目標により精度の高い試算表を作成して、これは主に僕が状況把握して戦略を練ることに使います。また同時に株主の方々や銀行団にも報告し、透明性の高い状態を実現し、アドバイス役、監視役をお願いしています。

第三金曜日には「ビアバズセッション」ということで、社員全員参加のもと、18時半から各事業部の業績報告と5Sやリスクマネジメントなど小集団活動の報告があります。この前日に僕と税理士の先生とで面談日を設けて、試算表や各種レポートをもとに分析を行います。約1時間なんですが客観的評価が加わるので貴重な時間です。

まさに今日がそのビアバズセッションで、昨日が税理士の先生との面談日だったので手元にいろんなできたてのレポートがあります。ここ数年は大きな新事業をはじめたり、新しいエリアに進出と言うこともないので、前期の状況と比べやすい状態が続いています。今年度の場合は、利益率の低いコマース事業の一部を縮小したので、売上自体は今日現在で1,500万ほど下回っているのですが、逆に粗利益は増えている状況です。結果的に営業利益、経常利益ともに前期を上回っています。ストック型の収入へのシフトも進んでいるので広告宣伝費や旅費交通費など営業経費的な支出も大幅に削減できています。

人材育成に関しては在宅パートナーの方々も含めて投資的なフェーズでもあるので、少々増えていますが、これは必要な投資と考えています。

手元のレポートは1月度のもので、今期も残すところあと2ヶ月。だいたい着地点も見えてきました。世の中、業界的にも繁忙期です。業績が良好になることももちろん重要ですが、いかにノー残業な状態を増やしてメンバーがプライベートな活動も充実できるかが課題です。その為には全メンバーが諦めずにどんどん仕組みの構築、改善、フォローをしていくしかありません。僕はその環境整備が仕事です。

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