05/272013

兄弟4人でオリーブマラソン完走してきました。

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2月の寒い寒い日。その日は2年前に亡くなったおばあちゃんの三回忌。法要の後、料亭での食事の時、ビール呑んで呑んで話題はジョギング、マラソンのことに。姉のだんなさんである義兄も数ヶ月前から走り始めていて、つられて姉も走り始めてたので、一回大会に出ようという方向に。近いところでは小豆島のオリーブマラソンが、5kmもあるので姉にもいいんじゃないかと。で、横にいた兄までが10kmに出ると言い出しました。

そんなこんなで、萩往還のダメージからほぼ回復した僕、練習量たっぷりの義兄、5kmを何度か走って自信を深めている姉、まったく練習ゼロで「生きて帰ってくる」ことが目標の兄の兄弟4人でオリーブマラソンを走ってきました。

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ハーフに出場する僕と義兄は予想タイム「2時間以上」のちょっと手前でスタンバイ。スタートしてからスタート地点までのロスタイムは2分ほど。そこからもなかなか上がらないペースに嫌気をさした義兄は「先行くわ!」と人ごみを潜り抜けてペースアップ。僕もそこそこペース上げるも暑さがはやくもこたえ始めてペース上がりません。

昨年の京丹後60kmで熱中症DNFの経験しました。前半入りのペースを間違ったことと、脱水が主な原因でした。特に水分補給で「水」しか飲むことができず、水中毒気味というか最後はお腹の中で水がちゃっぷんちゃっぷんな状態。ほんと地獄でした。

今回はその経験あったので前半は沿道の水分補給に頼らず、経口補水液500mlを手で持ってちまちま飲みながらいくことにしました。エイドでは水スポンジをとって、頭にかけ背中にかけ腹にもかけとザブンザブンな身体で、可能ならできるだけ日陰を走ります。

後半の二十四の瞳映画村の往復。5年前にはじめて走ったときは坂道に苦しみましたが、小豆島100kmで寒霞渓を登った後に走る経験しているので、坂とはあまり感じずに走れます。海風が心地よくって暑さもだいぶ和らいできました。が、想定外だったんですが、15km過ぎてお腹が急に減り始めました・・・。朝ごはんもしっかり食べて、走る直前にも草餅一個食べたのに。

最近、ウルトラのレースばっかりで5kmごとに何か食べたり、うどんロゲイニングしたりと練習でも大会でも「食べながら走る」というのが当たり前になってしまっていたのかもしれません(笑)。暑さよりも血糖値の下降が心配になってきました。幸い、多少は甘いアミノバリューが飲めるエイドが次だったので駆けつけ四杯飲んで飢えをしのぎました。

気がつけば残り2km。暑さでダメージ残してサロマに向けた練習できなくなったらいけないな、と無理のないペースで来てましたが、沿道の声援もあり少々ペースアップ。ラスト1kmでスパートしてなんとか無事完走しました。2時間16分。

義兄は僕より15分ほど先にフィニッシュ。初ハーフというか、初の大会出場とは思えない絶妙なレース!二人で先にフィニッシュしているはずの姉と兄を探しだし、日陰に座ってビールとお茶で乾杯してお弁当。いやはやほんと美味い!

姉は5kmを33分ほどで完走して、「ちゃんと練習したら年代別で入賞できるんちゃう?」とさらに自信を深めてます。

兄は「生きて帰る」ことが目標でしたが、のんびりペースで島の方々の声援や大会のムードを味わいながら10kmを無事完走と言うことでした。

朝に出発して、船とバスなどを乗り継いで、現地で同じ想いの皆さんと走って身体を動かし、美味い食べ物食べて美味いビールを飲んで、参加記念品のお土産をたっぷり貰って、島の方々にいろいろ接待され、そして何より夕方には帰ってきているということに兄たちは感動していたようです。レジャーとして一日の過ごし方がほんと贅沢だなぁと。

僕としては大会自体も存分に楽しんだんですが、大人になってから子供たち抜きで兄弟4人でお喋りしながら、笑いながら、汗かきながら一日一緒に過ごしたことが何より嬉しかったですね。

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