萩往還70km、そしてその先のサロマ湖100kmへ

もう散々あちこちで書いてるんですが、明後日5月4日の早朝6時スタートで萩往還マラニック70kmを走ってきます。山口市から萩市を結ぶ、幕末の志士たちも走った萩往還。アップダウンだらけのとても魅力的なコース。楽しんできたいと思います。2年前にも挑戦したんですが、正直舐めていたんでしょう。フィニッシュ1km手前で制限時間が来てしまいました。まぁ、悔しいのなんの（笑）。そう意味では今回は忘れてきたもの取り戻す感じですね。

■萩往還マラニック、70km走ってきました。

誰に頼まれたわけでもないのになんでそんな苦しいことするの？

と多くの方に質問を受けます。過去に何度かいろいろここでも書いてきましたが、素直に楽しいのでしょうね。僕はハーフマラソンだろうがウルトラマラソンだろうが目標は「完走」の二文字です。制限時間の1分前とかに憧れるぐらいです（笑）。

一番の楽しみは、あるレースに出ると決めてからの全てのセルフコントロール、セルフマネジメントにあります。年に何度かある僕の中での「本気」のウルトラマラソンがありまして、ここ数年は6月のサロマ湖100kmウルトラマラソンが大本命なんですが、このフィニッシュラインを通過するまでの全ての時間をマネジメントすることが楽しいのです。僕が「本気」と決めるレースは今現在の僕では完走が難しそうなレース。それをなんとかするのが楽しいんだと思います。

走り始めてからの諸々も重要なんですが、スタート地点に立つまでのトレーニングや精神力鍛錬、情報を仕入れて準備を整える。それだけではありません。不安なく旅立てるにはGofieldの経営が安定して無くてはいけませんし、家族の応援をもらうには普段、家事、育児を分担し、父の存在を家庭内に築いていなければなりません。もうほんと全ての時間がそこに繋がっている感覚なのです。じゃないと、僕クラスではサロマ完走は無理だと、過去二度の挑戦で実感しています。いやぁ、楽しいですね。

走り始めた5年前。最初に出た5kmのレースでリタイヤを考えた僕が制限時間13時間、北の大地で実施される100kmレースの完走を狙う。自分が主役でこんなドラマはないなぁと本気で思うんです。そしてやり遂げて思いっきり感動して泣きたいなぁ。ナルシストの極みですね（笑）。

そういう意味では明後日の萩往還は、完走以外の目的としては同時にサロマ湖100kmへ向けた最後のウルトラレーストレーニング。これもプロセスのひとつです。5月は後半にオリーブマラソン（ハーフ）も入れてこれも本番想定トレーニングです。他に、ほぼ週に一度は平日に休暇をいただきロング走を計画しています。もう本気も本気（笑）。そのため、仕事のことも家族のこともこれまで以上に頑張ります。

昨年のサロマ湖68kmで終わったところから、次の一年が始まりました。ここまでは物足りないながらも巻き返し可能なぐらい順調に来ていると思います。何より気持が強いし、楽しんでいます。

■サロマ湖100km、ウルトラマラソンへの道（後編）

そんなわけで、精神的な高ぶりのひとつの山を明後日に持ってきて、悔いない一日にしてきますね。主にfacebookで状況レポートしながら走ります。皆さんの応援がパワーの源です。どうぞ宜しくお願い申し上げます！！！