その時歴史が動いた」をみました。

「全国水平社・差別との闘い」がテーマ。知ってるようで知らない、歴史で習ったようで曖昧な部分。先日お会いした松平アナの名調子で、グッとくる内容でした。番組の最後で紹介された女性。好きになって子どもができた時に、男性から子ども含め差別を受け、結婚を断られたとのこと。ひとりで産んで育てようとした息子さんは栄養が足らず二ヶ月でなくなった。その男性は死ぬ間際に電話で自分の息子のことまで差別してしまった自分を悔やんでいた。その女性がカメラの前で語った言葉が、

「差別は損の分け取り」

というもの。差別されたほうが苦しく悲しいのは当然として、差別したほうも苦しく、また悲しい。それは、「損」をわけあってるだけだと。とても心に沁みた。

差別だけじゃなく、憎しみあったり、罵りあったり、生活の場面でもビジネスの場面でも僕達はいつの間にか、

「損の分け取り」

をしているような気がする。その究極が環境問題、そして戦争。

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04/172008

損の分け取り

テレビはあんまり見ない僕です。ですが、これというテレビはアクティブ視聴します。昨夜は「その時歴史が動いた」をみました。

「全国水平社・差別との闘い」がテーマ。知ってるようで知らない、歴史で習ったようで曖昧な部分。先日お会いした松平アナの名調子で、グッとくる内容でした。番組の最後で紹介された女性。好きになって子どもができた時に、男性から子ども含め差別を受け、結婚を断られたとのこと。ひとりで産んで育てようとした息子さんは栄養が足らず二ヶ月でなくなった。その男性は死ぬ間際に電話で自分の息子のことまで差別してしまった自分を悔やんでいた。その女性がカメラの前で語った言葉が、

「差別は損の分け取り」

というもの。差別されたほうが苦しく悲しいのは当然として、差別したほうも苦しく、また悲しい。それは、「損」をわけあってるだけだと。とても心に沁みた。

差別だけじゃなく、憎しみあったり、罵りあったり、生活の場面でもビジネスの場面でも僕達はいつの間にか、

「損の分け取り」

をしているような気がする。その究極が環境問題、そして戦争。

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