10/082010

レジンペレットやら、人工芝破片やら

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暇さえあれば浜辺に行って、いろいろうろついています。ビーチコーミングなわけですが、息子と娘はまだついて来てくれるのですが、かみさんは飽きてます(笑)。なので、家族四人で、ってことは減ってますねぇ。

先日も、浜辺に行ってボーっと散歩してると、しゃがんだ半径50cm程度の範囲に、写真のようにレジンペレットと人工芝の破片が大量にありました。ここだけにあったのではなくって、砂浜を丁寧に観察してるとごく普通に漂着しています。

レジンペレットの問題は、環境省の資料が詳しいです。

レジンペレットについての資料(PDF)

事業場から漏れだしたもの、船の荷役作業時や作業場への運搬時にこぼれたもの、不法投棄したものなどが、直接海へ、または側溝から河川を経由して最終的に海へ流れ出たと考えられます。

観察会などで喋ってて、皆さんがビックリするのがこの微小系の、

・レジンペレット
・人工芝破片
・徐放性肥料カプセル
・カキ養殖用パイプ(これは微小ではないですが)

の4つです。人工芝破片は、みなさん利用経験が必ずありますので、「えーっ!」ってなります。ゴミを捨ててる意識はなくっても、掃除された破片が溝に落ち、川に行き、海へ。ひょっとすると靴底経由で川に行ったかもしれません・・・。

徐放性肥料カプセルは、見慣れた田んぼにそんな事情があるなんて・・・と絶句されます。日本人の主食を作っている現場で、大量のプラスティックゴミが投棄されてきた結果です。子供たちに、ゴミ捨てるなよ!と言ってる大人が、無意識に、労力減らしとコストの問題でゴミになる肥料を使っていたわけです。(現在は、生分解性のものにシフトしていってます)

ゴミを捨てない、ゴミを拾う、だけでなく、便利になってる生活の中身を見直していかないといけません。


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