12/272010

就職活動の流れで、専門家を目指してみるのは?

ある学生の方から就職活動の件で相談を受けたので、その時の会話をまとめてみます。

・志望職種が、「営業」「事務職」というのでは漠然としていて、どこの会社でも必要ではあるが、あえて貴方を採用しようと言う動機にはならないかもしれない。競合多数過ぎ。

・就職できるか、アルバイト待遇から入るか、院に進むか、親の脛をかじるか、選択肢はあるが、その前に何の「専門家」を目指すのか検討してみてはどうか。

・「好きで好きでたまらないこと」で、「競合が少ないぐらい絞り込んだこと」を3年計画ぐらいで誰にも負けない専門家になるまで研究、実践してみてはどうか。

・その専門の内容を勉強できる環境はどこかという観点で企業を探してみては?その際、「勉強」して、経験を身につけ「専門家」になるために入る、ましてや好きなことなのだから、いろいろ条件面は気にしないで、勉強できることを優先に。そしてストレスはないように。時間を自分に投資すること重視して。

・それはひょっとしたらアルバイトかもしれないし、アルバイトしながらの図書館通いかもしれない。

・そうやって3年間必死で勉強して経験して、人に会って、何かの「専門家」だと、自他共に認められるようになることをまずは目指す。ニッチすぎて「そんなの仕事にならないよ(苦笑)」と周囲に思われるぐらい尖がってたり、オタクだったりするほうがいいかもしれない。

・そういうニッチな専門家が、ニーズのある人に出会う確率は恐ろしく低いわけだけど、今はインターネットがある。

・きちんと実名でアウトプットの場をブログなどで構築して、専門家に相応しい情報発信を今からスタートさせる。これというレポートはTwitterやFacebookで拡散させる。人ときちんと会って、人脈広い人などに印象に残るような会話をする。

・そこまでやってれば、年収300万ぐらいはなんとかなるよ!向こうから仕事がやってくる。

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