NPOこそ資金繰り表が重要

では、次に試算表の話へと書きましたが、今回は少しずれて別のことを書きたいと思います。毎々ですが(笑)

経営主体、運営主体があいまいになりがちなNPOや社団法人。これまで述べてきたような体系整備を進め、各指標を見ながら、ミッション、目標に向けた体制を構築することが必要です。

ところがけっこう多いのが、そういう整備をする前に事業領域が拡がり始め、なんとか助成金取れたのであわてて常勤職員を雇用して乗り切ろうと言うケース。翌年度も同様の事業をよく検討しないまま惰性で実施し、あらたな助成金などでまた事業領域が拡がり・・・。振り返ってみれば、申請書と報告書を書くことばっかりでミッションに向ってるんだかなんだかよくわからない・・・というようなことはないでしょうか?

この過程で発生するのが固定費の増大です。常勤職員が増えれば固定費も増えます。人が増えたら事務所なども広いとことへ移りたくなるでしょう。安いプリンターでしのいでいたのを大型の複合機をリースで導入したり、中古だからと車を調達し駐車場代が発生し。

僕が関わっているところでも既に抑えるに抑えられない固定費増加があり、大いに反省しています。固定費を支払っていくために心を亡くして事業を回しているとも言えます。「責任がある」という事実なのですが、立ち止まって考えなおす必要性を感じます。

ミッションに向かって、じっとしている間もないぐらい進んでいかないといけない団体もあるでしょう。吉野川河口堰の反対運動などはまさにそうでしたね。

ただ、ミッション達成が差し迫ったものではなく、一直線の道が見えていないような場合は、NPO、社団法人はゆっくりゆっくりじっくりじっくり進んでいくのがいいのではないかと最近思います。(株式会社でも同様です) 不確実性の高い時代に、アクセル踏み続けるのは危険です。特に固定費をとにかく抑えること。プライドを捨てて、身の丈を少し下回るぐらいの体裁で進んでいくのがいいんじゃないかと思います。事業領域を思い切って絞ることも重要だと思います。会員、理事、事務局のみんなが穏やかに楽しくゆっくりと歩んでいけるスピードで。

そう、スロージョグで行きましょう。

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02/232011

NPOはスロージョグで

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NPOこそ資金繰り表が重要

では、次に試算表の話へと書きましたが、今回は少しずれて別のことを書きたいと思います。毎々ですが(笑)

経営主体、運営主体があいまいになりがちなNPOや社団法人。これまで述べてきたような体系整備を進め、各指標を見ながら、ミッション、目標に向けた体制を構築することが必要です。

ところがけっこう多いのが、そういう整備をする前に事業領域が拡がり始め、なんとか助成金取れたのであわてて常勤職員を雇用して乗り切ろうと言うケース。翌年度も同様の事業をよく検討しないまま惰性で実施し、あらたな助成金などでまた事業領域が拡がり・・・。振り返ってみれば、申請書と報告書を書くことばっかりでミッションに向ってるんだかなんだかよくわからない・・・というようなことはないでしょうか?

この過程で発生するのが固定費の増大です。常勤職員が増えれば固定費も増えます。人が増えたら事務所なども広いとことへ移りたくなるでしょう。安いプリンターでしのいでいたのを大型の複合機をリースで導入したり、中古だからと車を調達し駐車場代が発生し。

僕が関わっているところでも既に抑えるに抑えられない固定費増加があり、大いに反省しています。固定費を支払っていくために心を亡くして事業を回しているとも言えます。「責任がある」という事実なのですが、立ち止まって考えなおす必要性を感じます。

ミッションに向かって、じっとしている間もないぐらい進んでいかないといけない団体もあるでしょう。吉野川河口堰の反対運動などはまさにそうでしたね。

ただ、ミッション達成が差し迫ったものではなく、一直線の道が見えていないような場合は、NPO、社団法人はゆっくりゆっくりじっくりじっくり進んでいくのがいいのではないかと最近思います。(株式会社でも同様です) 不確実性の高い時代に、アクセル踏み続けるのは危険です。特に固定費をとにかく抑えること。プライドを捨てて、身の丈を少し下回るぐらいの体裁で進んでいくのがいいんじゃないかと思います。事業領域を思い切って絞ることも重要だと思います。会員、理事、事務局のみんなが穏やかに楽しくゆっくりと歩んでいけるスピードで。

そう、スロージョグで行きましょう。

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