11/092011

練習を重ね、自分の言葉にして、内容を精査していく

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プレゼンテーションなど何がしか相手に説明し、納得してもらうようなケースでは、事前の練習がとにかく大事です。非常勤で講師をしていた大学や専門学校でもこの事を熱く語るんですが、「資料作成」などに時間をかけすぎて、喋る練習をほとんどせずに本番に臨む学生さんがほんと多かったですね。

あれ?僕の説明を学生が理解し、納得していなかったということは、僕自身が、講義の練習不足だったのかも(笑)

まぁ、とにかく何度も何度も喋る練習や経験をこなすことで相手を感動させたり、心を動かせたりできるわけです。

最近実施している社内での早朝勉強会。参加者は10人だったり、2人だったりとバラバラですが、ひとりでも参加者がいれば実施します。僕にしてみれば勉強会という場を経験する貴重な時間なんですね。

ここ三回ほど、「ソーシャルメディアに対する企業と個人の取り組み方」という感じのテーマで早朝勉強会しています。世間にある「facebook活用」や「ソーシャルメディア社会の到来」というノリの本などの話題がいまひとつピンと来なくって、自分なりにまとめていこうというのが始まりだったんですが、社内のメンバーと語っているうちにだんだんまとまりができてきました。

議論ネタとしてパワーポイントで資料を作っていまして、それをプロジェクターでホワイトボードに投影して進めます。映ってる画面にマーカーでどんどん書き込んだり、余白に追加で図を描いたりするんですが、これらを後でパワーポイント資料としてページ追加するんですね。で、流れとして無駄だったページは省いていく。

勉強会を終えた後は、頭がホットなうちに資料を精査するこの作業を行います。どんどん自分の言葉になっていってるのを実感できます。

まして、社外の方と立場が違った状態での議論はほんと勉強になり、より内容に対する僕の理解度も深まります。なので社外の方でも無料出張の勉強会を実施しています。ありがとうございます。

無料出張社内勉強会

同じように、商談や面接や何がしかのプレゼンテーションに臨む方は、周囲の身近な人に対し、練習でも勉強会でもいいので話を聞いてもらって回を重ね、喋る練習と内容の精査の時間を積んでいかねばなりませんね。人生をかけた大勝負なら、100回ぐらいは実戦に近い練習が必要じゃないでしょうか。

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