12/032012

5S活動推進による思考停止しない人材育成

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小集団活動の重要性を先週書きましたが、「5S活動」のことに関して質問がネットでもリアルでも多いです。5S活動自体はネットにもあふれるほど情報がありますから読んでみて、これだ!と思う方法の導入を検討してみてください。

Gofieldでは、エリアを3つに分けまして、それぞれのエリアで「推進委員」ということでリーダーを選んでもらいました。入社3年目、入社4年目の比較的若手メンバーと、マネージャの3名構成。最初にキックオフってことで、この委員たちに僕から基本的な考え方、進め方、目指す方向などを説明して、後は、月に一回の僕とのレビューと、月に一回の全メンバーの前での報告会をお願いしました。

まずは仕組みづくりのフェーズになるのですが、一週間後ぐらいに理想的状態をイメージしつつ季節外れの大掃除が始まりました。かなりの量のゴミが捨てられ、整理され、私物の持ち帰りが徹底されました。僕もかなり私物があったので加害者側です(笑)

その後、何度も各エリアグループで話し合いが持たれてルール策定が進められました。キックオフから一ヵ月後のレビューでは「ルール案」があがってきたのですが、まずまずの完成度。僕から求めたのは、ルールの中に、自主的にフォローする仕組み、ルール自体を改善する仕組みも含まれているか?ということでした。

キックオフから1ヶ月半後の全体報告では、「ビフォアー、アフター」の写真なども使われて、5S自体がかなり進行していることが報告されて、全社的に推進していくイメージが作られていった感じです。

その後、僕とのレビューと報告会を重ねていますが、現場から様々な改善案が提示され、日々実践に結びついているようです。上の写真のように各所に「理想的な状態」の説明写真が掲示されていて、みんな5Sな職場に進んでいるなぁと感想を言い合っています。

僕はあくまで月に一回のアドバイスレベルというのがポイントです。

思考停止せずに、自ら仕組みを作り、仕組みが回っていることをフォローし、仕組み自体を改善する。業務でも今必要な人材の理想形ですよね。

より詳しい話を聞きたい方、職場見学などは僕まで連絡ください。まだまだ突っ込みどころも多いと思いますのでぜひ情報交換させてください。

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