04/092014

手元資金がある間に営業利益が出る仕組みを構築

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昨日某所で起業考えている方とお話してて、営業利益重視の経営がほんと大切ですよという話題になりました。月次試算して損失出てれば分析して原因を特定し対策。利益が出てればこれも分析してさらに伸ばす要素を特定し対策。当たり前のことなんですが、手元資金の多い少ないに翻弄されて、本業が稼いでいるかどうかになかなか目が向かないことが多いんです、と。

で、そんなことを書こうかなと思ったら二年前にまったくその通りの投稿してましたね(汗)

営業利益、本業で稼いだ利益を重視する

株式会社の経営って、ミッションとか理念とかあるんだけど、まずは

自己資本(資本金や剰余金)や他人資本(借入金や社債)を使って「営業利益」が継続的に出る仕組みを構築すること

だと思います。(すごく当たり前のことを書いてるんで気持ち悪いですが)

手元資金がなくなる前に営業利益を出さないといけないわけです。じゃないとまた資金調達の必要性が出てきます。ただ、営業利益が出る見込みがないのに借入金を増やせば泥沼ですね。

仕組みっていうのは、優秀な社員、信頼できるパートナーなどの人的資産や継続的に取引いただけるお客様、お金を生み出すビジネスモデル、ソフトウェア資産などいろいろです。

営業利益がきちんと出るようになっていれば極端な話借入金が少々あっても大丈夫。ところが営業損失が続くようならいくら資金調達しても厳しいですから、早く有効な手を打つか、撤退も視野に入れねばなりません。ちゃんと営業利益が出ていればそれを実績に増資や社債発行などもやりやすくなるでしょう。

スタートアップ段階で大きく銀行から借り入れができない時代になってきました。こういう時は小さなビジネスモデルでいいので営業利益が出るビジネスを構築して、徐々に育てて、ここ一番でアクセル踏むのが大事かなと思います。

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