05/192014

社会保障亡国論

社会保障亡国論 (講談社現代新書)
鈴木 亘
講談社
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今年生まれた赤ちゃんは5,000万円の借金を背負い、そのおじいちゃんは5,000万円の贈り物をもらう・・・。このことを経済用語では「財政的幼児虐待」と言うそうです。家庭内では絶対しないようなことが国の制度を経由すると悪意がないのにやってしまう。

消費税引き上げは焼け石に水で、その水さえ他のことに使われまくってるのが実態。鈴木亘さんのこの本を読んでると将来世代に対して絶望的な申し訳なさが湧いてくる。解決策はセーフティネットを伴った上での社会保障費の大幅削減と財源の捻出で、財源のほうは鈴木さんが提唱している相続税の課税範囲を広めて、税率は逆に下げる(20%とか)というのが現実的だと思う。

しかし社会保障費の削減も、相続税の課税範囲拡大も実現しないだろう。政治的影響力の問題。年輩の方は選挙に行き、若者は選挙に行かない。子供たちやこれから生まれてくる世代には選挙権はない。

国民の借金ではなくって、政府や地方自治体の借金なのだから、ここは一度財政破綻を経験するしか道がないのかな。その方が悪影響大きいと判ってても、おそらく政治は動けないんだろうなぁ・・・。

僕は僕でできることを地道に準備していくとしよう。思ってるよりも時間は少ない。

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