11/012016

第14回海ごみサミット2016三重会議

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10月28日~30日まで三重県の伊勢市、鳥羽市で開催された第14回海ごみサミット2016三重会議に参加してきました。都合で最終日、鳥羽の答志島で開催されたクリーンアップには参加できなかったんで、実質二日間だったんですが、ほんと刺激的な時間でした。マイクロプラスティックのこと、生態系保護のことなど世界中から多彩な報告と議論があり、正直初日の午前中だけでも頭がパンクしそうなぐらい濃密。特にマイクロプラスティックの問題に関する報告は深刻な内容で待ったなしを実感しました。全体を通してさらに科学的なアプローチが重要というのも、今後の僕自身の活動にも課題として残りました。

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二日目のプラスティックの使用削減に関しての海外からの報告は、その徹底振りに感銘を受けました。特にヨーロッパ。コーディネーターの川北さんも指摘していましたが、グローバルに活動する大企業は当然ヨーロッパとも取引するわけで、サプライチェーンまで含めた基準の底上げが早急に必要になります。圧倒的に日本政府や自治体の取り組みのほうが遅くなっていく事実がありそうです。

僕個人のことで言えば、これまでは清掃活動、調査をしつつ、発生抑制を狙った啓発活動が中心だったんですが、今後はレジ袋やペットボトルなど、プラスティックの使用削減をテーマにも動いていきたいなと感じました。また、日本中、世界中にこんなにたくさんの仲間たちがいることを実感できたのが一番の収穫かもしれません。

主催されたJEAN、三重県の皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした!

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