02/262017

坂出市王越地区での僕たちの活動

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「人と自然が共生する持続可能な豊かな海を目指して」をキャッチコピーに、香川県が推進している里海づくりの拠点フィールドのひとつが、坂出市の王越地区。僕も三年ほど前からお手伝いをさせていただいていて、一般客を対象とした里海体験ツアーの開発・実施だけでなく、企業からの社員ボランティアイベントの受入、企業研修フィールドとしての受入、プロガイド養成講座の実習フィールドなどガイドとしてだけでなく、講師やコーディネーター的な役割などでも面白い経験をさせていただいています。

最初は友人のプロガイドメンバーと王越地区のまちおこしを目指している北山さんはじめ、地元の方々と少しずつ交流を深めて、自然や神社仏閣などを調査。それだけでなく、会話の中から地元の方々の暮らし方や小さい頃の想い出などを語っていただき、王越地区のことを理解する作業からはじめました。当然、地元の方が面白いと思う視点と、僕たちが面白いと思う視点は違いますから、白熱した議論が続いたこともありましたが、丁寧に会話を重ねることで妥協点を見つけ、実験的なモニターツアーを実施。そこから反省点を踏まえて改善改善改善。だんだんとお互いの信頼関係も構築され、素敵なツアーが実施できるようになってきたんだと思います。

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王越地区の魅力はたくさんあるのですが、フィールドとしてのポテンシャルとしては海も山も近いこと。四季ごとに様々なアクティビティ、ツアープログラムが開発できます。海の幸、山の幸に恵まれていて、体験として採取や手入れを実施して、プログラム的に重要性が高い昼食で味わうことができるのです。これは大きいですね。メインのアクティビティ以外にサブのアクティビティも開発しておけるので、天候変化や参加者の状況によって、容易に変更が可能だったりもします。それぐらい多様性というか、豊かな場所なんですよね。

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一般客にしても、企業主催のイベントにしても親子参加の率が高いです。親の立場からすると、子供には自然の中での体験をさせてやりたいが、親自身にスキルがないし、どこでどんな道具で、そして安全にやればいいのかわからない、というのが大きいようです。何より面倒ですよね。集合場所にさえ行けば、あとはガイドが自然の中に連れ出してくれて、楽しくもてなしてくれつつ安全にも配慮しているという、いわば「お任せ感」が選ばれている理由なんでしょう。親自身が一番楽しんでいるというのもありますけどね。少なくとも、キャンプ場などでたまに見かける、子供置いてけぼりで夫婦で喧嘩してる、なんてことにはなりません。

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王越の魅力はフィールドの多様性と書きましたが、それ以上に一番の魅力は優しい地元の方々との交流です。20人ぐらいのツアーでしたら、おっちゃん4人ぐらいに地元ガイド的にお手伝いいただき、婦人会のおかあさん4人ぐらいに料理をお願いしています。最初は参加者との間にお互い気恥ずかしさもあって緊張感ありますが、ガイドがうまくほぐしていきますし、一緒に何か体験したり、美味しいものを食べているうちに、なんだか親戚の家に来た感じになって行きますね。参加者が帰るときにお見送りしますが、ほんとみんな長い間手を振ってくれます。出会ってからたった4時間程度なんですけどね。それぐらい地元との交流時間は満足度高い時間です。

そんなこんなでこれからも僕自身も王越には通うことになると思いますが、同じ県内ながらも第二の故郷と思って通っています。岬をぐるっと周って瀬戸内海の青い海を横目に、緑の山に囲まれた王越が目の前に広がると、また帰ってきたなぁと感じるのです。

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