02/142011

ジョグと地元学と、そして落ちていく八朔の実

最近のこのブログというか戯言は、普通の日記的なものは減っていて、主に次のような内容でお送りしています。

・ジョギング、特にこの夏のサロマ湖100kmウルトラマラソンに向けた諸々
・僕が関わっているNPO/社団法人の運営に関するメモ
・会社経営の日常から見えるいろいろ
・地元学に関する考察

ほんとは、ビーチコーミング三昧な日々などを妄想してるのですが、走って最寄の砂浜のある海まで行こうと思うと、片道15km、しかも山越えなんですよね・・・。もう少し脚ができてから考えます。

よく地域活性化の方向性として、地元の資産の棚卸から入ります。それは観光資源だったり、隠れた美味い名物だったり、それこそ人だったり。こういうのって図書館行って本を調べてもリアルって感じでは限界があって、その土地の方々、特におじいちゃん、おばあちゃんの話を聞かせてもらったり、元気なおばちゃんたちが寄り合ってる場所で料理作ってもらったりってなりますね。

最近は、てくてくとまち歩きなどをうまくメニューとして開発して、再発見的な広がりを見せる活動も盛んです。僕のTwitter仲間の方々で主体的に動かれている方々も多いです。

そんな中、僕がほんと感じるのは、週に数回のジョギングの中にも面白い発見が多いなぁということです。自宅からオフィスまでの通勤ジョグにしても、そのルートは旧南海道とされている旧道で、神社仏閣、石灯籠や石碑にいろいろ興味深いものがあります。車で走ってるとなかなかわかりませんが、スロージョグだとほんとじっくり見つけれますね。

そう言えば、子供の頃は見るものなんでも興味持って校区の端から端までうろついてはストーリーを繋げていたなぁと思い出します。それと同じ感覚がスロージョグでうろうろしてると蘇ってくるんです。

休日などは子供たちを連れ出して、わーわー言いながら歩き回るのですが、これってほんと子供の頃の探検に近いなぁと実感します。

まぁ、何が言いたいのかというと、

「地元のお宝再発見!!」

みたいに意気込むと続かないし、点で終わるので、まずはスマートフォン片手に距離測れる準備をして、スロージョグで地元をぐるぐるぐるぐる回るといいと思うのですよ。小学校区ぐらいなら、小学生の脚でうろうろできる距離だからしれてると思います。これが習慣化して、同じところを2回目、3回目に通る時に、

「おや?むむむ。」

という発見が連続するのです。

僕の住んでる校区のことでしたら、ほんといろいろネタが増えてきましたので、ぜひ一緒にスロージョグの走好会しませんか?田舎ののんびりした風景の中に、歴史の1ページや、先人の知恵などが発見できると思います。

そういえば、ここ最近のジョグで感じるのは、八朔、金柑、檸檬といったこの時期に庭でたわわに実がなっているのに、収穫する気配無いまま大半の実が落ちてってる家の多いこと、多いこと!スーパーに行けばけっこう高い価格で売られているのに、ほんともったいない・・・。その家の方にとっては価値が無いし、ひょっとするとおばあちゃん一人暮らしで収穫する手間もかけれない上、採ったところで食べられないし、おすそ分けする相手もいない・・・とかそういう状態なのですかね。

僕の実家の八朔はめでたく我が家の子供たちがもぎまくりましたので、先月には黄色いかけらも残ってませんでしたが、ジョグで落ちていっている実を見るたびに、どうにかならないものかと感じます。こういう家とは話をつけておいて、子供たちが庭の草抜きをして代わりに八朔をもがせてもらう、みたいなイベントもありではないかなと思ってみたり。収穫の喜びってほんと素敵ですもんね。あと、子供たちって大人が思っている以上に木登りが好きで、マジになりますよ(笑)

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