04/142011

春のにおいの正体はなんぞや?

春のにおいが、一番好きなんですよ。

ぐりとぐらのおおそうじ (日本傑作絵本シリーズ)
中川 李枝子
福音館書店
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ぐりとぐらが大掃除の決断をするのも「春のにおい」を感じたからですが、なんだかこう、わくわくしますよね。

先日、公渕森林公園で40km、5時間走ったときも「春のにおい」がしましたし、この間家族でピクニックに行ったときも春のにおいがしました。これは僕だけじゃなくって、ナットさんやももどんさんも「森で春のにおいがする」と感じるみたいですね。

里だとこれが正直なところそんなに感じません。

ももどんさんがドングリランドで春のにおいがした!と呟いていた時に、

「山の神様が今は森にいるんですね。そのうちどじょうの背中に乗って沢を下って里に降りてきて、田んぼの端っこの桜の樹にお座りになると、桜の花が咲くんですよねー」

などとラブリーなことを書きましたが、正直なところ里ではその香りがいまいちしません・・・。もう少しすれば草の香りが充満してきて、里は「初夏のにおい」で包まれるんですけどねー。

うーん、僕が感じる「春のにおい」の正体はなんだ??とずーっと思ってました。京都で学生時代を過ごしていた頃は北山の学校近くでは感じていたんだけどなぁ・・・。

で、最近の仮説ですが、「松」じゃないかと思うんですよ。春になって陽射しが出てきて気温が上がって、それが「松」となんかおこしちゃって、冬の間は漂ってなかった「松」のなにがしかの匂いが、森の中に広がってるんじゃないかなと。

高松の場合、昔は家の近くにももっと松が日常的にあったので、僕の意識の中に「春のにおい」として「春先の松の出す香り」が擦りこまれているんじゃないかと感じています。高松近郊の方、いかがですか?

高松以外の方、あなたの春のにおいの正体はなんですか?

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春のにおいが好きというのは、単純に香りが好きというんじゃなくって、出会いの季節であり、年度末の慌しさを超えてのホッとした感じだったり、宴会の季節だったりっていうわくわく感がそうさせているんだと思いますが、ここ数年は子供たちの誕生日が二人とも4月なので、それも影響しているのかもしれません。とにかく4月は一年で一番好きな月です。

今日は、娘の6歳の誕生日。おめでとう!

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