Gofield.com編集長の弁
NPOこそ資金繰り表が重要
2011年02月04日 14時09分
前回の、
を着実に実行していれば、例えば締め日から数日以内には、
・資金繰り表
・残高試算表
・借入一覧表
が完成するはずです。経営の観点で言えば、これらと、前回話題にした、
・支払いリスト
・入金予定リスト
・売り掛け未入金リスト
が揃えば、様々な判断が可能です。逆に言うと、これらが揃ってないところで、現場職員から理事が、
「あのー、次年度に向けた新事業の職員研修を受けたいので東京に出張に行ってもいいですか?」
と言わばささいな判断を求められた時でさえ、少なくとも俯瞰的な考え方は頭の中にはないわけですから、迷いが出るはずです。まして、チャンスと思われるそのNPOの方向性にマッチした補助金申請の案内が行政から来ても、
「勢いでいっとこか!」
という判断になってしまうのではないでしょうか。
話を戻して、個別に見ると、
・資金繰り表
は、向こう12か月分ぐらいの、現金としての収入と支出をシミュレーションしたものです。フォーマットさえあれば理解できると思うので困ったら相談ください。株式会社などでは、売掛債権といっても、手形でさえなければ、翌月末、翌々月末あたりに入金があると思うので計算しやすいのですが、NPOが主として行政からの助成金、補助金、委託費用などで成り立っている場合は、先払いのケースもあるでしょうし、6か月分まとめて!のようなケースもあると思うので、これこそどんぶりにせず、きちんとした資金繰り表が必要です。
よくNPO内の会話で、
「この予算はまだあるから、使っても大丈夫!」
「その費用はどこからも助成金とかないので費用が出ません」
といった、支出がひも付き前提の会話が多いですよね。それ自体は、健全ではあるのですが、本来、お金をかけるべきところにお金がかけられず、ある案件では予算が余ってるのにさらに無駄を重ねて・・・というケースも見られます。これらも、案件単位のどんぶり主義になっているので、NPO全体として経営がどうなのかということが置き去りになっているのが問題なのではないでしょうか?
資金繰り表なんか作ったことがない・・・・。
というNPOさん、社団法人さんはせめて向こう12か月分は大至急作成しましょう。なにわなくとも作成しましょうぞ。
資金繰り表を作成していて、どうにも4ヵ月後とか、半年後に残高がマイナスになるようなことがある場合は、それに応じて、何か手立てを講じねばなりません。新たな事業を立ち上げ売上をあげるのか、新たな助成金を探すのか、寄付金獲得の営業をするのか、銀行に借入をするのか・・・。じっとしている時間はありませんよね。
と、長くなったので、試算表以後は次回に。
(続く)
2月19日は、男木島で凧揚げしませんか?
2011年02月03日 18時05分

芸術祭と小豆島のタートルマラソンが終わってから、寒くなったのもあるけど島から足が遠のいております。いかんいかん。
そんな折、男木島から素敵なお誘いが!
2月の19日、20日に男木島文化祭が開催されるのですー。
今年は、男木の長老直伝の凧作りと凧揚げ大会。
もう盛り上がるの間違いない内容ですね(笑)
男木島の凧は、「トイカ」「ヨマイイカ」という名前で、「イカ」です。それでいて、揚げるとなにやら不思議な音が響くらしいんですよ・・・。気になります。
今回長老たちが半世紀ぶりに復活させた凧も登場するそうです。うどんや島の美味しいもののバザーもあります。
ぜひ皆さん、行きませんか?僕は2月19日の凧系のイベント中心に行きます。11時に男木のコミュニティセンター集合なので、10時高松港出港の男木島行きに乗れば大丈夫ですね。
申込、問合せは、男木地区コミュニティ協議会になりますが、僕に連絡いただければご一緒に申し込みますよ~。我が家の子供たちも行きますので、うるさいこと間違いないですけど(笑)

(こえび広場より。K山さん撮影)
田舎力 -ヒト・夢・カネが集まる5つの法則-
2011年02月02日 09時49分
最近、いろいろなプロジェクトで商品開発の話になります。発端は、ビジネスのキャッシュポイントとして、通販かリアル店舗かは別として、「オリジナル商品」でないと利益幅がなくって、充分な提案のためのコンテンツも用意できない・・ということが多いです。
そうやって始まる商品開発ですが、議論白熱して、回を重ねるごとに、
「自分たちがほんとに使い込んで、素晴らしいと思うもの以外は提案したらいけないよね」
「自分たちのこだわりが見えないとダメだね」
という空気になって行きます。どこかで見たようなものはもちろん検討にも値せず、素材の背景、ストーリーを考えながら、呑みながら(笑)、会話は進んで行きます。
某NPOの理事仲間でもある某料理屋さんのHさんと最近何度かそういう機会を得てるのですが、議論している数時間は至福の時間とも言えます。こだわって作ってきた方が今後も作り続けられるよう、ほんの少しのお手伝いをしようね、というスタンスで特に食品系の開発を今、進めています。
ひょっとするとそれは例えば、年間500個しか作れない調味料かもしれません。1年の11ヶ月は品切れかもしれません。それでも、10人、20人、500人のファンがつくような、そういう仕事ができたらなぁという想いです。
こういう話は今、日本中のあちこちで行われ、多くの失敗とほんの少しの成功があるのだと思いますが、最近読んだ、金丸弘美さんの「田舎力」が参考になります。
日本放送出版協会
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「発見力」「ものづくり力」「ブランドデザイン力」「食文化力」「環境力」の5つの力にあてて、成功ケースから検証します。
大規模な公共投資を行政が実行する体力がなくなった現在、「田舎」が持続的に社会を維持するための取り組みはこれからが正念場です。多くの事例に接して、来る時代に備えることは重要だと思います。
金丸さんが、全国800の農漁村を回って、俯瞰的にまとめた本書は、手順も具体的でわかりやすいですよ。
ちなみに、昨日の日記の小値賀島も冒頭に登場します。

(遠ざかる晩夏の男木島)
小値賀島に一緒に行く人募集中
2011年02月01日 18時26分
最近注目している場所として、長崎の五島列島の小値賀島があります。NHKの朝のニュースでもIターンが進んでる島として移住した若い夫婦と島のお年寄りのあったかい交流が流れてましたし、最近雑誌や他のテレビでもけっこう取り上げられていますね。その大きな流れの中心を担っているのが、特定非営利活動法人おぢかアイランドツーリズム協会で、引っ張っている移住者が「高砂さん」という方だというのは何かの雑誌を読んで興味を惹かれていました。
何気なく、先日届いた母校、立命館からの校友会の広報誌を見てみると表紙にその高砂さん。自信たっぷりなその表情、日焼けした肌。
ぜひこの人に会ってお話を聞きたいなと感じました。
この島は、いわゆる温泉などの「観光資源」は何もないわけですが、島の人々の温かさを前面に、「民泊」などを通じて島の外にアピールしていきました。結果、2009年には1万人の方がやってきて、その中には海外からの学生が何百人も入ってるそうです。多くの方が感動を体験して、帰るときは涙を流して抱き合う光景もあるとか。
「行ってみたいなー」
と軽く書いてますが、高松から瀬戸の島に向うのとはわけが違います。まずは長崎の佐世保まで行って、そこから高速船で1時間半・・・。
・・・・。
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・・・・。
案外近いですね(笑)
そんなわけで、5月ぐらいまでに、平日と土日をからめて3泊4日ぐらいで行こうかと計画中です。たぶん、メディアで取り上げられている成功の部分や、それまでの苦労話以外にいろんな話が聞けるのではないかと思うのです。
誰かご一緒しませんか?

