Gofield.com編集長の弁

チョコレート戦争 ~ トラックの運ちゃんとフィリップ・マーロウ

僕の子供時代に読んだ本でいくつかその後の僕の人生観に影響を与えたものがあります。「十五少年漂流記」とか「ベン・ハー」、「トム・ソーヤーの冒険」など。

その中でも当時かなりの回数繰り返し読んだのが「チョコレート戦争」。

ネタばれになっちゃいけないので多く書きませんが、今でも僕なりに学ぶところ多いです。「推定無罪、疑わしきは罰せず。」

先日、ふとまた読みたくなって愛蔵版を購入。昨日、夕方にビール呑みながら読みました。ビール呑んでるっていうのに、エクレアが食べたくなりました(笑)。

自分でもなぜかわかんないけど、トラックの運ちゃんとフィリップ・マーロウがたぶるんですよねー。


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地域再生の罠

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? (ちくま新書)
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この本を僕が読んだってだけで、「おいおい、冗談?ブラックユーモア?」っていう声が聞こえてきそうですが(汗)

「あの都市、活性化に成功したってホントなの?」

っていう帯のキャッチも「ギクッ!」っと来ますね(笑)

箱物中心、人に優しくない再生事業は必ず失敗する。前提としている「おやじの発想」がそもそも間違い。

筆者は宇都宮などの具体的な事例を挙げつつ地域衰退へと繋がる商店街再生事業を痛烈に批判する。

その上で、7つのビジョンを掲げる。

・私益より公益
・経済利益より人との交流
・立身出世より対等で心地よい交流
・器より市民が先に尊重される地域づくり
・市民の地域愛
・交流を促すスローフード
・心の拠り所となるスポーツクラブ、居場所

高松も圧倒的にオーバーストア地域。物販中心にことを進めるのは大変厳しい。交流したり、汗を流したり、学んだり、遊んだりという街づくりが必要だろう。進んでいることを急旋回させることは難しいとは思うけど、20年後も、30年後も愛される街づくりがぜひとも求められますね。


微力になればと僕も思うのですが、これがなかなか・・・(大汗)


まだ進んでいない高松の資源となるエリアとしては、サンポートの北エリアがあります。旅客ターミナル、シンボルタワーなどの北です。多目的広場も広義では含みます。

いつも行くたびに思うのですが、ここを海に隣接型の豊かな森にしてしまったらどうだろうと。屋島の水族館を移築するのもいいですし、臨海型のボールパークというのも面白いのですが、毎回、素晴らしい景色なのに、日影がなくって春夏秋は暑いし、冬は風がびゅーびゅー。ここが優しい森になって、美味しいオープンな感じのカフェがあって、海を見ながら木漏れ日の下で昼間っから麦酒なんて最高だと思うんですけどねぇ。

それで高松駅、築港駅から続くサンポートエリアのコンクリ、石の歩道やら広場やらも全部はがして、木を植えます。高松駅も、シンボルタワーも、海から見たら森の中に建ってる感じで。シーフロントの部分ももっと本気で木を植えて、森を作りましょう。

森の専門家にきちんと監修してもらって、香川の里山風景を向こう100年計画で作ってほしいなぁ。赤ちゃん連れの人やお年寄りが大変なので、コトデンは築港駅から延伸して、ミケイラあたりに小さなかわいい駅舎をひとつ。で、もっと延伸して高松マリーナあたりにも一駅作ってはどうでしょうか?路面電車的にでも。

もうあのエリアに、大規模な商業施設などは誘致しなくていいんじゃないかなぁ。

ってことを、なんとなく触りだけTwitterで呟いたら、かつてないほどのRTと返信をいただきました!

みんな「暑いなぁ・・・」と思ってたんですね。

市民みんなで政策をまとめていけるようになればと思います。ネットのツールとかうまく使って。それにはモデレータ能力がほんと問われますね。

素人の乱

久しぶりに愛知県の岡崎に来ています。この地は僕が社会人になって最初のお客様のある場所で、その後、会社は変わってもそのお客様とは長い長いお付き合いが続きました。(正確に言うとまだほそぼそ続いておりますが)大型案件含めて13億円以上は請求書を出させていただいたんじゃないかなと思いますが、あのお金はいったいどこにいったんでしょうかね。大半は外資系のコンピュータメーカー時代なので、ドルになって海を渡ったんでしょう。国の税金ですが。

高松から岡崎までは、約4時間。電車の中で、「素人の乱」という本を。松本哉さんという人が怪しいデモやったり、ネットラジオやってるのはなんとなく知ってましたが、あらためて読んでみて電車の中で笑いをこらえるのがきつかったです。

素人の乱
素人の乱
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活動の詳細は、下記を。

素人の乱

力の入れようと、力の抜きようの加減が絶妙。警察相手に大丈夫かよ!ってことを大胆にやってる。っていうか、けっこう逮捕されてるけど(笑)

なんかこう、忘れているものがそこにあるように感じますね。みんなが常識と思ってあきらめていることが、実は簡単にできちゃうとか。日本にもこんなに大量に「バカ」がいると安心させてくれるだけでもこの本を読む価値はあります。あぁ、僕もバカやらんといけませんな!!

読んでると、どうしても香川のMさんの活動を思う。ネットラジオや、フリーペーパー、リサイクルショップ、カフェ、バー、イベント・・・と素人の乱と手法は似ているのに、Mさんはかっこよくって、素人の乱は、「バカ」。

Mさんもほんとはバカ路線がやりたいのではないだろうか・・・・・?違いますかね?

面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。 フレッシュネスバーガー社長の現場的発想法

ほっかほっか亭の創業メンバーで、フレッシュネスバーガーを立ち上げた栗原 幹雄さんの発想法指南書。とはいえ、この通りやって成功できる人ばっかりではないので、「こんな生き方も面白いよ!」って雰囲気かな。



読んでいて心に残ったのは「自分らしさを生かして仕事をする」ことの大切さ。誰かの真似をすることもTTP(徹底的にパクる)派の僕にとっては大切なんだけど、その中で自分らしさを出していくことの大事さを最近特に感じていた。これは「自我を問い続ける」ことが前提。

悩む力、そして生きると言うことは

栗原さんの書いてることでさらに印象に残るのは、

・目標とか夢とかどうでもよくって、目の前の事を面白がったり、楽しんでいたい
・計画どおりで先の見える仕事より、どうなるかわからないほうが面白い

の2点。最近、某プロジェクトがまずは頭の中心にあって、周囲で起きていることもそのプロジェクトとうまく関連付けられそうだ。僕にとって、本気で取り組みプロジェクトが立ち上がるわけだけど、夢とか目標はお酒飲みつつ語る程度にして、あまりそれに縛られないほうがいいのかなと思っていた。パートナーの方が、「深呼吸しながら進めていきましょう」と言っていただいたのがとても心地いい感じだった。目標とか関係なく、「面白い!!」と感じたときにアクセル全開にするほうがいいかもね!!

船に住む漁民たち

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海までわずか10kmほどのところに住んでいながら、海というのはどこか非日常で、それは大人になってからもあまり変わらず。シーカヤックやカニ捕り、ビーチコーミングをするのもやっぱりイベント。日常的には里で遊び、山を登ることが多いのです。

まぁ、先祖代々までさかのぼっても土を耕して生きてきたっぽいですし、おじいちゃん子だったのでたっぷり教育されて田畑があうんでしょうね。

それでも最近、島のこと、海のことに関わることが増えてきて、もうちょっと勉強してみようという気になってきました。昨日も雨の中、子どもたちと図書館にいってあれこれ。何冊か借りたんですけど、大好きな写真家、中村昭夫さんの「船に住む漁民たち」というビジュアルブックに惹かれました。昭和三十年頃の、尾道の吉和という漁港を中心に、当時、漁船を唯一の住居にしていた方々のいきいきとした写真の数々。特に子どもたちがたくましく遊び、お手伝いをしている様は、目の輝きがすばらしいです。

はるか昔の光景に見えますが、登場している子どもたちは僕と父の間の世代なわけで、ある意味つい最近の話。子どもたちの多くは学童寮に入って共同生活をしていたようです。就学しない子どもも多かったようです。

僕たちがあたり前と思っている風景や生活スタイルは、実はそんな以前からのものではないのだとあらためて感じます。今後もあたり前は大きく崩れてしまうかもしれません。社会を構成する最小単位の家族の意味がなんなのかなどもいろいろ考えてしまいます。

お薦めの本なのですが、残念ながら重版予定はなく、図書館などで探してみてください。

マーケティング・リテラシー―知的消費の技法

週刊金曜日でたまに拝見していた谷村智康さんですが、きちんと書籍を読んだのははじめてでした。

「中学生のためのメディア・リテラシー」

を目指されたようですけど、ぜんぜん大人で楽しめます。広告、とくにテレビ広告の終焉を紋切り型でズバズバと。最近、テレビを見ることがほとんどなくなった僕でして、「とはいえ、世の中の人はまだまだテレビ見てるんだろうなぁ」と思ってましたが、いくつかの事例を読んでいるうちに、こりゃぁ、地上波のテレビを広告含めて見る人はもっと減っていくなぁと感じました。その上で、「消費者が広告費を取り戻す」として提言で最後を締めくくっています。これは参考になることも多くて、お薦めです。

マス広告費が、全部インターネットに流れているわけじゃないんだぁ。

マーケティング・リテラシー―知的消費の技法
谷村 智康
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おすすめ度の平均: 4.5
2 評判につられて購読してみましたが・・・・。
5 地デジの没落
4 もう一人の“佐藤優”
5 「リテラシー」を身につけるべきは消費者か広告主か
5 グーグルの先を行く

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「残業ゼロ」の人生力

「残業ゼロ」の人生力
吉越 浩一郎
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おすすめ度の平均: 4.5
4 仕事を充実させて人生も充実させる。
5 定年後が待ち遠しい!
5 ワークライフバランスを目指そうとしているサラリーマンへ

発売日からだいぶたちましたが、読了。あちこちで、「森田は吉越さんの盲目的信者だ(笑)」と思われておりますが、遠からず。これでも自分流にアレンジしてるんですけどね。外資系を一度経験しているので、すーっと入ってくる部分もあるのかもしれません。なんとなく、IBM出身で僕がSGI時代に社長だった和泉さんに似てなくもなく。

残業をゼロ化する難しさには今、僕が直面しています。焦っても仕方ないのかもしれませんが、減る方向へのスキーム化がまだできあがっていないのです。ゼロ方向に持っていこうとすると、「成果が減る」ことが同時に起きてしまう。これでは意味がありません。

本書に書かれているように、就業時間内に仕事を終わらせ、しかもこれまで以上の成果を出す、仕事のやり方に革命を起こす、ことがどうしても必要です。掛け声だけでは駄目です。ノー残業デーを増やして、個々人の工夫にゆだねるというのもひとつかもしれませんが、みんながみんなそんなにタフじゃないと思いますし。基本は会話しながらアイデアを一緒に考えることでしょうか。

健康の敵は深夜のドカ食いと睡眠不足

これは20代後半に痛いほど経験しました。最近はおかげ様でここは改善していますが、残業していたらこういう傾向になりがちですよね。

ワークライフバランスといいますが、「ワーク」が充実できて、はじめて「ライフ」も充実するという順番は全面的に賛成です。ワークの充実のためには、

能力 X 時間 X 効率 = 仕事力

これまでの日本は時間を拡大することで仕事力をアップすることで成り立ってきましたが、時間部分は今後は8時間なら8時間に固定させて、「効率」部分をなんとしても会社は工夫する。「能力」部分を個人はがんばる。これでしょうか。

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